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【特集】リーダー合同インタビュー②





髙杉=4年キャプテン 髙杉俊哉

近藤=3年学年リーダー 近藤優大

新海=2年学年リーダー 新海玲汰


 

齋藤 これまでリーダーをやってきてよかったことや苦労したことは何かありますか?


髙杉 相変わらず自分にはこの仕事は合っていないなと感じていますし、逆にこういうことができる人はすごいなと改めて思います。

齋藤 誰かに相談はしないですか?

髙杉 結構1人で抱え込むタイプなので(笑) 幹部のなかでは井上(4年 井上)と仲が良いのでよくコミュニケーションをとっています。

近藤 TK(4年 高橋)と連絡はとる?

髙杉 うん。いま海斗は副将に加えて学生コーチの立場にもなりつつあるので、そこの兼ね合いは少しこれまでと違っているのかなと思います。そこは自分もフォローして、お互いに支え合わないといけないと思っています。

新海 髙杉さんが黙々とやっているなかで僕ら頑張ってます(笑) あと髙杉さんはフィットネスも最後まで全力でやり切りますよね。

髙杉 うん。 ラグビーは下手だけど全力でやることは出来るので、そこは自分のなかで決めてやっています。なのでそういったところをちゃんと見てくれて、玲汰がそう言ってくれたことは嬉しいです。

新海 髙杉さんかっこいいです!ついていきます(笑)

近藤 (笑) 僕が思うのはやっぱりリーダーの仕事は難しいっていうことですね。例えばやる気がある人とない人、やる気はあるけどグラウンドでは一生懸命やらない人のベクトルを合わせて練習をしていかないといけないし、それをコントロールするのが難しいです。 3年生は少人数ですけど1個上と1個下は人数が多いのでまとめるのは大変だと思います(笑) ね。玲汰(笑)

新海 本当に大変です(笑) やる気はあるけどそこまで頑張らないというか…

近藤 大学生活において何に比重を置くのかがバラバラなのかな。でもそれってチームとしての目標が決まっていなくて、みんながひとつの方向に向か

っていないのも問題だと思う。そうなると学年の問題ではなくて、チームの問題になってくるよね。

新海 自分の思うとおりに言うのも良くないと思っててある程度のことは自立してやってほしいですけど、それもなかなか難しいのでリーダーは大変だなと思います。


 

齋藤 次にそれぞれに聞いてみたいことはありますか?

新海 じゃあ髙杉さんに。何がきっかけでラグビーを始めましたか?

髙杉 それは単純に親がやらせて始めました(笑)

新海 あともうひとつ!部活のものごとを決めるのはどちらかというTK(4年 高橋)さんが多いと思うんですが、それについてはどう思いますか?

髙杉 海斗だけで決めているわけではなくて、事前に自分とか知幸(4年 井上)にも相談は来ているし、それを自分たちが理解して海斗にお願いしてます。あと海斗はずっと学年リーダーをやってきて色々なことが見えやすいというのもあると思うので、僕自身も自分のできることをちゃんとやろうと思っています。

新海 ありがとうございます。

髙杉 じゃあ優大に。キャプテンの自覚って何だと思う?

近藤 (笑) キャプテンの自覚って人に決められるものではなくて自分から芽生えてくるものだと思う。例えば自分的にみると髙杉さんもこれまでのキャプテンも口で言わずにプレーで見せていくタイプだったと思ってて、そう考えると自分のプレーでチームを鼓舞するとか、勝てるチームにするために自分が頑張ろうっていう想いで体張っていることが自覚になると思います。

髙杉 なるほど(笑)

近藤 やっぱりキャプテンとしての最終目標って結局試合に勝つことだから、キャプテンがどれだけ勝ちに引っ張っていけるか。そのなかで自分はプレーで頑張ろうと思ってやっているならもうキャプテンの自覚はあると思います。

髙杉 いい答えをいただきました(笑)今のことにすべてが詰まっている気がする!

近藤 でもキャプテンをやる以上、ある程度口でも言わないといけないから(笑) 絶対に締めないといけないところもあるから、そこの判断とか。例えば練習の方向性を決めるときとか、話し合って決めるものをすぐに決めるように言われることもあると思うけど、それは別として試合の時にパッと決めないといけないときとかの意思をしっかり持っておいた方がいいと思う。

髙杉 確かに言うところは言わないとだね。

近藤 それを言えるようにするには自分に自信を持たないとだね。それが一番大事! 玲汰は何か聞きたいことある?

新海 3年生って練習の最後に集合しているときに何を話してますか?

近藤 自分の学年も適当だから、練習のあとに反省するとかはないかな。反省点が出たらそこは詰めるようにしているけど、それ以外はあんまり言わない。逆に練習が始まる前の集合のときはみんなで意思を統一して一人一人がちゃんとやることを確認してる。 あと練習が終わった後に話して次の日に持ち越しても忘れちゃうから、練習中に細かいところを言って修正させるようにしてる。武蔵の人ってスキルの話を全然しないから、練習中に細かいところを攻めていかないといけないと思う。

新海 それは結構僕も感じていて、武蔵ってできないことをできないままにするし、基礎ができていないまま応用をやろうとするから、1個1個ミスしたところをなんでミスしたのか追求しないことが多いですよね。だからミスをした人が原因をもっと話すといい

と思います。

近藤 そうだね。でもそれが難しいからミスをわかっている人が分かっていない人に教えてあげることが大事だね。

新海 髙杉さん、全体練習が始まったら取り入れていきましょう!

髙杉 そうだね。頑張ろう!

近藤 じゃあ玲汰に質問。リーダーとして学年のなかでどういった立場でありたいと思っているの?

新海 僕は結構いじられることが多くて、練習中にふざけられるとこっちは怒るじゃないですか。それで一回練習後に怒ったときがあって、そのあとにみんなにいじられたのがイヤだったので、もっとメリハリをつけることができるリーダーになりたいです。あとはさっきも言いましたけど、自分が色々言うのではなくてみんなにリーダーの自覚を持ってもらいたいです。

近藤 それが一番難しいよね(笑) リーダーとして自覚を持つことは急には難しいけど、後輩が入ってきて来年には3年生になるということを自覚してもらえるようにしたいね。

新海 あと今シーズンも4、5か月で終わってしまうので…。 髙杉さんが2年生のときはどうしてましたか?

髙杉 当時は自分たちも状況的には今の2年と変わらない気がしていて、自分のなかでは色々考えていたけど他の人は学年リーダーの海斗(4年 高橋)が何を言っても響かなかったし、上の人から結構言われることもあったかな。変わるかどうかはその人次第なところもあるけれど、転機がないと人は変われないと思っていて、自分もある意味去年が転機だったかもしれないし。変わるきっかけがあれば良い方向に変われると思うから、そのきっかけをどうやって作っていくか。リーダーとして余裕があれば変えたい人間の変わるきっかけを一緒に探してあげるのも一つの手段だと思うし、そうすればチームも良い方向に向かっていくと思う。

齋藤 リーダーが変わるきっかけを作るというのはなかなか難しいですね…

近藤 ラグビーで良いプレーができたり、試合に勝つ喜びをもっと教えないとだね。そのために練習のなかで声をかけて修正をして、スキルをあげていくことも大事だと思う。


 

齋藤 では最後に今年の目標をお願いします!

髙杉 今できることをこれから継続していきたいというのと、リーダーという立場をもっと自覚して思っていることを素直にチーム全体に伝えることを早くできるようになるので、よろしくお願いします。

近藤 個人としては試合に出ることはもちろん、チームに良い影響を与えられるように成長していきたいです。学年としては人数が少ないので、みんなで試合に出るために個人個人で頑張ろうと思います。

新海 個人の目標としては、去年は試合に出たけどチームに迷惑をかけることが多かったので、今年はチームの勝ちに貢献できるように安定したプレーを心がけていきたいです。学年としてはけじめをちゃんとつけて、下の学年の見本となれるように頑張りたいです。

齋藤 長い時間ありがとうございました!

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