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【キャプテン】高杉俊哉×【学生コーチ】高橋海斗


シーズン開幕からあっという間に

最終戦まで残すところ1週間に

なりました。


成蹊戦、上智戦、

そして先日の成城戦と

思う様な結果が得られず

課題の残る日々が続きます。

いつも応援いただいている

皆様の期待に沿えない事もまた

悔しく思っております。


そんなシーズンの佳境にあたり

今年1年精力的にチームを

牽引してくれている

4年キャプテン高杉俊哉と

学生コーチの高橋海斗に

心境を語ってもらいました。



-シーズン始まって

早3週間だね。

どんな事を思って過ごしてる?


高橋 まぁ、結果が結果なんで、

反省するべき点は沢山あるけど

それで、今までやってきたことを

曲げるとか、自分たちが

やってきたことを

信じないのはより悪い結果を

招くと思うんです。

そこを自分たちがどれだけ

自分達自身を信じて

続けられるかっていうチーム力が

試されると思います。


高杉 そうですね、まぁ

未だあと一戦残ってます。

こういう状況になってしまって

非常にしんどいですし

チームに向けても非常に

申し訳ないです。でもここで

下を向いたり後ろ向いたりして

いられるような状況ではないです。

やっぱり結果でチームに何かを

俺が残せるように。

そこにこだわってやっていきたいです。

後は僕自身、学生・幹部・

スタッフ陣・同期の理解と

協力があってこのキャプテン

っていう立場をここまで

やってこれたと思うんで。

なのでそこへの感謝を示す

形の一つが、最後の試合を

勝ち切るっていう結果だと考えてます。



-二人に限らずだけど

入部当初に比べたら頼もしさが

全然違ってきたと思うんだけど、

この1年を振り替えって1~3年の時と

すごく変わった見方や考え方はある?


高杉 何ですかね。俺ほんとに、

1,2年の頃は駄目駄目だったんですよ。

本当にチームの戦力になるような

プレーヤーじゃなかったんです。

4年間緑のジャージを着る事は

ないんじゃないかなって

思ってました。でも去年有難い事に

ジャージを着させていただく機会を頂いて、

公式戦を経験して、今年は

こういう立場になって、

やっぱり成長した1年間でしたね。

これまでグラウンドの中とか

ミーティングで自分から何かを

発信するとかグラウンドで

大きな声を出してチームを鼓舞するとか

そういったことをやってこなかった人間なので

今こうして自分から発信できている事が

大きく変わった点ですね。


高橋 最初こいつひどかったっすもん(笑)

今シーズン始まりの時とか。

でも、僕でもなく翔太でもなく

高杉だからまだまとまっているって

いう部分があるんすよね。

だから、そこは才能というか

いじられてるけど慕われてますね。


―高橋は?

立場が学生コーチなんで

今までプレーしてればよかったものが、

より注意深くみんなの事を

見なくちゃいけないし、

気を配らなくちゃいけないしって。

元々俺そういうの

得意なタイプじゃないんで、

難しかったですね。

立場が変わってちょっと

視座が上がったくらいかな(笑)


-いや、視座が上がるって

結構大きな変化だと思うよ(笑)


高橋 まあ、あげなきゃいけなかった

って言う部分があるので。

無理やりにでも立場上は

上げなきゃっておもってました。


―そのためにしたことはある?

高橋 練習再開までに結構本とか

読んだんですけど、その中に、

スティーブン・R・コヴィー先生の

「7つの習慣」っていう本があったんすよ。

ラグビーの事とかそういう事はさておき

上に立つものとして一番必要なものって

人間性の部分だと思うんですよね。

んで、その本読んでそこを磨く努力を

しなくちゃと。

そっから意識してます。


-高杉は?

やっぱりグラウンドで喋る事ですね。

あとは、ほんとに俺はスキルのある

プレーヤーじゃないんですよ。

だから俺が何でチームに

貢献できるかって考えたときに

取り組みの姿勢とか、声を出して

鼓舞するとかしかなかったんです。

取り組み姿勢に関しては

1年からずっと意識してきた事では

あったし、今の立場だから意識って

訳じゃないですけど、声をあげる

っているのは、やっぱ16年間

ラグビーしてきて1度も

なかったんですよね。(笑)

そういうプレーヤーでは

なかったんで、最初はすごく難しくて。

何言ったらいいか分からないし、

なんていえばチームの雰囲気が

上がるか分からないし、それを言ったら

今も正解なんて分からないですけど。

この時期に言葉は悪いですけど、

まだまだすごく未熟なチームなんで、

ミスが続いたり、練習のやる気に

ムラがあったりするんですよ。

なので、そういう時に

なんて言葉をかけようか

こういう立場になったからこそ

すごく考えて発信するようにしてます。


-確かに高杉はよく喋ってるよね。


高橋 俺に尻たたかれてたんで(笑)


-そっか(笑)では締めに。

最終戦への1週間どう

取り組んでいこうと思ってますか?


高杉 まあそうですね、

やっぱりどうしても勝って

終わりたいです。勝ちっていう

結果にこだわって、今週一週間

準備できればなと。

で、まあ後僕たち四年生は

もう今週で終わりになるので

やり残したことが無いように、

相手チームの分析はもちろんですし、

練習での取り組み方もそうですし、

グラウンドの外の生活も、

この一週間どんなことも

やり切りたいなと考えています。


高橋 自分ができる事を

100%やりきってみんなで最後

笑顔で終われたら

最高かなって思いますね。


-ありがとうございました。



 

グラウンドを見つめながら

語る二人の横顔はとても

頼もしく、また

辛さを押し殺したようで

私達サポート陣も

気を引き締めなおして

この一週間に臨もうと

改めて考えさせられました。

最後まで記事をご覧いただいた

画面の前の皆様、

是非最後まで、

高杉率いる武蔵大学

ラグビー部を応援いただければ

幸いです。

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